2017.12.06
結婚式の料理を考える際に大切にしたいこと
ひと皿に込めるこだわりと想い。
五感のすべてを覚醒させる美しい料理によってテーブルの風景と味も記憶に残るように。
大切なゲストに美味しいものを食べていただきたい、そう願う人は多いはず。
今回は結婚式でゲストに提供する料理を考える際、大切にしたいポイントについてご紹介します。
◆旬を味わう
その年、季節、場所で最良の食材を追求する妥協のない食材選びができているか。
厳選されたこだわりの新鮮食材こそ“シンプルにおいしくて綺麗なお料理”を生み出します。
日本全国の、そして世界中の大地の香りに満ちた食欲を掻き立てる四季折々の食材。
生産者が魂を込めて育てた、太陽をたっぷりと浴びて育った野菜はビタミンも豊富で甘みが強いのが特徴です。
「旬」の食材こそ、その繊細な味や旨味を表現することができるのです。
◆ストーリー性のあるコース
アクセントになるもの、食感になるもの、色彩になるもの、旨味になるもの。
それぞれの要素のバランスを考えてコースは構成されているでしょうか。
喜び、愉しみ、驚き、幸せを感じる、コース全体でひとつのストーリーとなるように設計されているお料理はゲストに感動を与えることでしょう。
一品一品が美味しいことはもちろん、コースでお料理を食べる機会だからこそその全体の流れに着目してみてはいかがでしょうか。
◆プロの技
美しいことは当然、プロの違いは切り方、盛り方に現れます。
ほんの少しカットの角度を変えるだけで驚くほど味わいが深まったり、僅かに高さを変えるだけで見違えるほど美しく見えます。
目で見て喜び、香りを愉しむ、食感を味わう。
五感のすべてを覚醒させる。
新郎新婦のふたりはもちろん、招待されるゲストにとってもかけがえのない特別な日。
普段の日常生活では目にすることとないような、“手間”と“暇”をかけたスペシャルなお料理を大切なゲストの皆様に楽しんでいただきましょう。