2017.12.03
建築的価値に見る結婚式場の空間の魅力
建築的価値の高い「本物」の式場で挙げる特別な一日
結婚式場の空間についてこだわりのある新郎新婦は多いと思いますが、その空間の価値のひとつとして、「建築的な価値」を大切にして、特別な日の舞台を選んでみてはいかがでしょうか。今回は、建築賞を受賞している結婚式場を日本全国から3つ選びご紹介します。
①TAKASAKI MONOLITH(高崎モノリス)
2009年 17回 BEST STORE OF THE YEAR優秀賞
2009年 北米照明学会賞
2012年 省エネ・照明デザインアワード2012優秀事例
高崎問屋町駅から1分、1000坪の敷地内に佇む高崎モノリス。駅前のランドマークとして存在感を放つ一方、外観はあえてテーマ性を持たせずシンプルかつシンボリックに仕上げられています。
バンケットには、計250個のLEDダウンライトを天井全体に配列し、その光をアクリルリングに反映。日中は天井全体が雲海のように輝き、夜には無限に広がる星空を描きます。
高崎モノリスについてはこちらから
②ASHIYA MONOLITH(芦屋モノリス)
2011年 BELCA賞
2011年 兵庫県景観形成重要建造物指定
1929年に旧逓信省電話交換局として建設されたレンガ造りの建物、芦屋モノリス(旧逓信省芦屋別館)。電話機が設定されていた建物という性格上、構造自体が強固で建築意匠にも力があります。
内装は、ネオルネッサンス様式にオリエンタルな雰囲気と華やかさがある上海アールデコスタイルを加えリノベーションされました。
芦屋モノリスについてはこちらから
③JAMES-TEI(ジェームス邸)
第23回 AACA賞 受賞
2013 第15回人間サイズのまちづくり賞(知事賞)
明石の海を見下ろす小高い丘の上、約4400坪の敷地に建つ昭和初期の洋館、ジェームス邸。1934年に、英国人貿易商アーネスト・ウイリアム・ジェームスの自邸として建てられた歴史建築です。
往時からの家具・照明器具や建物の様々な建築ディテールを活用した上で、周囲の自然環境と景観も含めた文化財として、地域に末永く貢献することを目指してリノベーションされた。
ジェームス邸についてはこちらから
いかがでしたか。
これまでお世話になった大切な方々をお招きする結婚式。建築的価値の高い、「本物」の空間で、一生語り継がれる結婚式を挙げてみてはいかがでしょうか。