2018.06.07
「アジサイ」 を祝宴に。
6月に咲く花は、アジサイ。
アジサイは水の相性がよく、梅雨のころにも美しい花を咲かせる。
原産は日本で、古くは万葉集にも謳われるこの花は、日本人の心に最も強く残る花の一つ。
しかし、永く愛されるこの美しい花は、
長きにわたり祝宴に彩りを添えることはありませんでした。
結婚式にアジサイを使うというコトは、ネガティブにとらえられていて、
それはその「花言葉」に紐づきます。
成長とともに色彩が変化していく特徴から、「移り気」や「浮気」という
祝宴にそぐわない花言葉が浸透しました。
しかしそれも今は昔、
多様化するニーズに祝宴のスタイルは変化を遂げ、
多角的にモノの価値観を得る世代、文化が醸成されていきます。
例えば、アジサイには「絆」という花言葉があります。
アジサイが小さな花の集合で咲いているその姿から、その言葉が創造されました。
白いアジサイには「寛容な心」という意味の花言葉があります。
寛容な心で互いを支えあう誓いをたてる、祝宴にふさわしい言葉。
他にも、「平和」や「友情」といった言葉があります。
本当にたくさんの言葉が溢れていました。
祝宴にアジサイを。
貴方の信じる花言葉を添えて、華やかな時間に彩りを。