fbpx
WEDDING MAG

2017.12.15

清く凛々しい菊を束ねて

春の桜と並び日本を象徴する秋の花、菊。「高貴」「高潔」という花言葉をもち、“凛とした”という言葉がこれほどふさわしい花はほかにないかもしれません。お正月の飾りやお供えに使われる花として伝統的なイメージがありますが、最近はモダンなフラワーアレンジにも人気の花材です。

日本には奈良時代に中国から伝わったといわれる菊にも、多くのバリエーションがあります。ライン状の細長い花びらが花火のように広がる大輪の「アナスタシア」、ボールのようなラウンドシェイプが愛らしい「ピンポンマム」、可憐な「コスモス」や開花期間が長く百日草とも呼ばれる「ジニア」も菊の仲間です。また、枝分かれして小さな花をたくさん咲かせる「スプレーマム」は種類も豊富で、華やかさがあります。

そんなキク科の白い花々を集めれば、とびきり清楚で秋らしいブーケに。シャープな葉が放射状に広がる「リビストニア」や「ワイヤープランツ」などのグリーンを合わせれば、ぐっとモダンな雰囲気に仕上がります。