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WEDDING MAG

2019.03.28

家族を結ぶ神前式

神前式は日本の伝統的な挙式スタイルで、家と家を結びつける儀式です。

斎主の祝詞や三三九度といった厳かな儀式が執り行われ、最後に両家の列席者が御神酒を飲み干す家族杯の儀を行います。

一般的に神前式には両家の家族や親族以外は列席できないと思われがちですが、

最近は友人など、親しい方々の列席を希望されるケースも増えています。

神前式で花嫁が着る、代表的な和の式服が白無垢です。

打掛から掛下まで全身すべて白で統一し、綿帽子を被ります。

もともとは「嫁いで行く婿家の色に染まる」という意味を持ち、和装の中では一番格上とされている婚礼衣裳です。

豪華で艶やかな色打掛は、挙式で着ていた白い打掛を披露宴では嫁ぎ先の家で 準備した色味のある打掛に替えることで、

「婿家の人になった」ことを示す武家の習わしから着用されるようになったものです。

現在も挙式で白無垢を着用し、披露宴では色打掛に替えるのが主流ですが、

色打掛を白無垢と同等の第一正装とみなし、挙式で着用する花嫁も多くいらっしゃいます。

また、未婚の女性の正装である振袖の裾を長くした引振袖を、

振袖を着る最後のチャンスとして花嫁衣裳に選ぶ方も増えています。

いずれも、おめでたい意味がこめられた伝統的な文様や気品ある美しさが近年特に見直され、人気の高い衣裳です。

和装は日本の花嫁だからこそ似合う衣裳であり、日本人の最礼装。

結婚式は女性が振袖を着る最後の日であり、打掛は殆どの女性が一生に一度しか着ることがない貴重なものです。

世界中の装いの中でも最上級に華やかなともいえる着物で、幸せへと旅立つ一日を過ごしていただく。

世代を超えて伝えられてきた美しさを愛でながら、ご自身が最も美しく見える一着を見つけてください。

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